最賃

岩手の最低賃金答申でました。

 8月7日(金)岩手県最低賃金審議会は、県内全てに適用される最低賃金を今の628円から3円引き上げて631円にすることを、岩手労働局長に答申しました。

 地方最低賃金審議会は、公益委員・労働側委員・使用者側委員が中央最低賃金審議会の目安などを参考に、話し合って改定額を決めます。

 岩手の最賃は生活保護の給付水準を上回っているということで、中央最低賃金審議会が示した目安は現状維持でしたが、現状維持では青森、秋田とさらに差が開いてしまうということで3円の引き上げが決まったようです。

 でも、そうじゃないでしょ!実際に最低賃金で普通に働いて普通に暮らせるかどうかを考えて、検証して決めて欲しいです。

 ぜひ、最賃審議会委員の皆さんにも最賃体験をやって貰いたいです!!

 631円では、まだまだ健康で文化的な生活を送れる賃金を保障する最低ラインにはほど遠い額です。

 生活保護の給付水準を上回っているといいますが、生活保護受給者は税金・医療費・年金などがかかりません。同じ水準の最賃で働いて暮らす人は当然それらが全部かかります。手元に残る使えるお金は、かなり少なくなります。

 今の最賃額で、何とか食べていくだけの収入を確保しようとしたら、長時間の残業やダブルワークをしなくてはなりません。とても、普通に働いて普通に暮らすことは出来ません。

 景気の悪化で経営者側も大変だから最賃をあげられたら困るということですが、むしろ最賃を大幅にあげて、最低ラインを引き上げて、地域経済を活性化させるべきです。

 最賃の影響を直接受けるバイトやパートで働く人たちや、間接的に初任給や昇給などで影響を受ける若い労働者の多くは、収入のほとんどが消費にまわります。日本経済の6割が消費支出です。働く人が使えるお金が増えれば経済は大きく活性化します。

 周りの県がどうしたとか、中央最低賃金審議会の目安がどうした、ではなくて私たち働くもの、くらしているものの目線で決めて欲しいです。

 また、岩手県最低賃金審議会はそのほとんどが非公開で行われます。私たちの暮らしに係わる大事な最賃を決めるののに、ほとんどが私たちには分からないところで決められています。ぜひ、私たちにも目に見えるような審議を経て決めて貰いたいものです。

 最低賃金は異議申し出期間を経て、10月4日(日)に発行予定です。

 ↓岩手労働局の発表です。(PDF)

http://www.iwate-roudou.go.jp/date/tingin/pdf/tingin20090810_001.pdf

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